玉井てるひろ トップページへ
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11/11/07 “志々の國”づくり
11/01/27 農業は世界で考えず、水域で考える。
10/11/29 指標と幸せに向かう正義
10/07/21 「拡大から集約」の都市づくり
10/04/27 都市同盟を考える
10/02/15 「不安な中小企業と小売業」
09/11/20 物語を紡ぐ
09/03/31 新しい経済の流れ
09/01/05 もはや成長という幻想を捨てよう
08/09/30 田楽辻”づくり
08/06/30 「考える政治家」「議員村に安住しない政治家」
08/03/31 「お元気サン!」〜元気な社会づくり
08/01/04 水辺から環境を考える〜「アジア太平洋水サミット」に参加
07/10/01 「椿水会」と「κ塾」
07/06/30 「水げん通信」Sources of New Streams (SONS;サンズ)スタートです
“水げん”から
 人間性復興を!

 以下は、プリンストン留学時代の先生、バーナンキ連邦銀行議長からのメッセージです。
 「連銀議長ベン・バーナンキは議会に2兆ドルにのぼる財政赤字を減らすよう強く要請した。 政府は無限にお金を借りることはできない。 その原資にあわせるしかないと警告を発した。 同時に、経済の収縮度合いは速度を落としてきている。 今年の後半には成長へ戻れるとも、述べた。」(2009.6.4ウォールストリート・ジャーナルのメールニュースから)

 バーナンキ議長が、議会に対して財政赤字縮減を強く要望しています。 「借金はその原資に従ってしかできない」と。 当たり前のことです。 しかし、歴史を読むといつも一つの体制の末期は、過大な借金。 いけないと解っていても借金に走ってしまう。 社会が歴史を刻んでいく慣性とし、借金増大は常に存在しています。 どんな組織も同じでしょうか? 今回の金融危機からの各国上げての財政出動。 もちろん新たな原資があるわけではなく借金。 今の体制の世界を上げての末期的現象だと思ってしまいます。

 しかし、ここで思考をとどめていては何もできない。 次の社会、それも、日本だけではない社会を考えなければならないと、感じています。 すでに始めた「カッパ塾」ではそれを考えたい。 もちろん、「青年未来会議」でも、「新政策会議」でも。

 バーナンキ先生は、最後に少し希望を付け加えて強く要望しています。 「今年の後半は反転、成長だ」と。 学者ではなく国家経済経営者としての発言でしょう。 しかし、これまでと違った経済社会のビジョンまでは示されていません。 そのイメージはあるのでしょうか? 誰かそのイメージ持っている人はいるのでしょうか? ヨーロッパの文芸復興のように、やはり、ある地域のその時ベストと思える時代へ戻る運動をやって、新たな時代をつくり出すしか、人間にはできないのかもしれません。 「ルネッサンス」です。 ギリシャに戻ろうとしたけど、「ルネッサンスはルネッサンス」に成りました。

 さあ、どの国のどの時代へ戻る? 森永卓郎さんは「江戸時代へ」と言っていました。 現代なら「イタリアだ」と。 上田篤先生は、スイスでした。 世界みんなでルネッサンス語りをして、人間性復興の動きをして、結果として新しい時代ができていく。 どうです、一緒にやりましょう!



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